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2液レジンの使い方

普段の作品にはUVレジンを使用して作っていますが、今回は久しぶりに2液レジンを使ってみました。

正式には2液性エポキシレジンという樹脂です。Aの主剤とBの硬化剤の2種類の樹脂があり、性質に合わせた比率で混ぜ合わせ使う物です。言葉にするとUVレジンより工程が増え難しそうですが、私が使っているものは1:1なのでメモリ通りに入れるだけです。

UVレジンと違い化学反応で硬化するため多少の時間はかかりますが、陽の光に当たっても問題ないため作業がとても楽です。

 

2液レジンを用意する

2つの液の比率を間違えないように1つずつカップに入れます。使う分を想定して私は若干多く用意しています。

レジンを混ぜ合わせる

カップで測ったレジン液を1つに混ぜ合わせます。
比率が合わないと綺麗に硬化しないので、ヘラ等を使い少しも残らないように移します。
混ぜる時も空気を完全に抜くように、しっかりと混ぜます。

モールドに封入物とレジン液を入れる

レジン液の準備が出来たら、モールドに花やパール等封入物を入れていきます。 UVレジンと同じように先に何を入れるか、どのようなイメージで作るか用意しておきましょう。
奥行のあるモールドはレジン液を入れた後封入物を入れると上下が出て存在感がでます。

硬化したレジンを外す

半日ほど置いたら硬化するので外していきます。
しっかり固まっているので力を込めて押しだすとすぐに外せます。

一旦完成…です

キズなどが無くても凹凸等を磨いて完成品にします。

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透明度が高くしっかりと硬くなり、木べらやメモリのついたカップも付いてとても便利なセットです。

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レジンのツヤが出るまで~②コンパウンド~

研磨の2段階目のコンパウンドという研磨剤を使ったやり方です。

紙ヤスリをかけて表面の粗さが削れましたら、より細かいキズを削ります。

 

コンパウンドを使ったヤスリがけ
(粗目・細目・仕上げ目)

紙ヤスリと同じように粗い目から順番に磨いていきます。

コンパウンドはペースト状のものなので、きめの細かい眼鏡ふき等のクロスを使用します。

レジン1つずつに使うので画像のように少量で十分足ります。これで紙やすりとは違い丁寧に伸ばす感じで磨いていきます。

しっかり全体を磨けたら水で流してコンパウンドや磨いた汚れを落とします。

粗目から順番に細目・仕上げ目を使うと紙やすりでは十分に削れなかった細かいキズがきれいに無くなります。

しかし若干の曇りが残る為、完全にツヤが出るようにコーティングをして終わりです。

 

 

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コンパウンドで調べるとたくさんありますが、プラモデルのタミヤが販売しているこちらの商品がおすすめです。

3種類ありますがどれも欠かさず使うほうが、よりきれいに仕上がります。私は最初使わなかったためすべてコーティング頼りになっていました。

少量ずつ使えて半年使っていますがまだ半分あります。細かい作品が多いのでこれぐらいのサイズ感が便利です。