丁寧にモールドに注いで気泡ができたら除去しても、モールドから外すと表面に凹凸ができてしまします。
基本は注いだ時にはみ出た”バリ”と呼ばれるものか、気泡が残って穴が開いている所があります。
これらを粗い目のヤスリからどんどん細かくしていき、レジン本来のツヤを出してあげます。
まずは穴を埋めてから、金目やすり等金属の工具を使いはみ出た凹凸を無くしていきます。
①気泡があったせいで出来た穴は、もう一度レジンを少し付け埋めていきます。
②デザインカッターで小さくはみ出た部分を切り取ります。キズが大きくなるのを防ぐためです。
③丸くはみ出た部分や大きいバリをヤスリで削ります。赤い柄の工具用ヤスリでしっかりと削りながら、黒い柄の柔らかいネイル用ヤスリで丸みのある部分を削ります。
バリなど表面に凹凸がなくなったら、紙やすりでキズを消していきます。
紙やすりは水に触れても破れにくい耐水ペーパーを使うと、削った粉が飛ばずにすみます。
私は粗いものから600、1200、1500から2500、3000、5000、7000、10000を使っています。
金目ヤスリで粗く削られているため、時間はかかりますが磨けば磨くほど仕上がりが綺麗になるので丁寧に削っていきます。
耐水ペーパーでの研磨は10000までいってもまだ曇りがあるので、次に研磨剤を使用して更に表面にツヤを出していきます。